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得意なもの



『国家錬金術師に突撃インタビューです!
 エドワード・エルリックさんとさんを発見しました。
 さっそく参りましょう!』

「……あ? なんだよあんた」
『お得意の錬金術分野はなんですか!?』
「・・・は?」
「はい? 炎とかそういう分野?」
『そうです。さんは朱金の錬金術師、エドワードさんは鋼の錬金術師の二つ名ですよね。
 得意な錬金術分野も、それにちなんでいるのでしょうか?』
「得意な分野ねえ……」
「エド君、せーので答えちゃう?」
『どうぞどうぞ。ただ、それぞれの声が聞き取れるようにお願いしますよ』
「あ? そんなの気にする必要ねーだろ」
『それじゃだめですよー。お二人へのインタビューなんですから、ちゃんとそれぞれ答え頂かないと』
「こら、エド君。もちょっと丁寧に説明しないと」
「だってホントのコトじゃねーか。姉だってそう思ってんだろ?」
「だから、それをちゃんと相手の人に云わないと判らないと思うんだけどー」
「云っちまえば一緒だろ。さっさとすまそうぜ」
「・・・もう」

『えー、では改めてお訊きします。お得意な錬金術の分野は?』

「「金属関係の錬成にかかわること」」



■BACK■



元ネタは、ガンガン2002年12月号のハガレン第一研究所。

エドの得意錬成分野が、金属ものだと知ったので、そのイキオイで。
いや、テキトーに設定したはずのさんの得意分野と一緒だったから、嬉しくなって。。。(笑
思わずらくがきしてしまって、それに付随するネタを考えたらこうなりました。
このあと、大佐と一悶着あったら楽しいだろうなあ。

。今度から焔の錬成も研究してみないか?」
「オイ大佐。なに勝手云ってんだよ」
「鋼のばかりにいい目を見させてたまるか」
「ロイ兄さん…それちょっと違う」
「ははーん。要するに、俺が姉とおそろいなのが気に入らないわけか。おそろいなのが」
「・・・・・・鋼の。それは挑発ととるが、構わんかね?」
「ちょっと、兄さん! エド君!」
「気にすんな姉。大佐、おそろいじゃないから妬んでるだけ――って、うおぉ!?」
「ふははははは! 今日という今日こそは決着をつけようか!」
「いきなり焔ぶっ放すんじゃねぇよ雨降り無能大佐! そっちがその気なら!」
「云ってはならないことを・・・覚悟したまえ、鋼の! すっきりと引導を渡してやる!!」

「なんであなたたちはいつもそーなのよー!!」


・・・とか(笑)