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+-  不 本 意 な 時 間 旅 行 2 -+




  ある朝の光景、フラットにて
「実に優秀な護衛獣がついててくれる」
  メスクルの眠り
「スピネル高原と薬草にアカネさんとりに出かけてきます!!」
  迫り来た忍者娘
「うわちゃあ、ごめん! 成仏してね!」 そんじゃアタシ急ぐから!
  獅子身中のなんとやら
「“知り合いに、貴女によく似た人がいるんです”よ。……少し、お話しませんか?」
  大将と策士はイコールだ
「……なっ……!?」 「なんでそれを早く云わねえ!?」
  騎士団長の判断
「どうしてもここをとおりたいのならば、自分を倒してから行ってください」
  騎士団翻弄される
「自称『かわいい店員さん』がいきなり戦闘に突っ込んだときのほうがビビりました」
  白と黒の騎士
「・・・・・・」 いつか見た既視感。
  闇より出ずる者
「やはり貴様であったか……」
  初対面、否?
(効果音:きゃぴーん♪ たらりらり〜♪ きゅきゅるっぱー☆)
  行方不明の護衛獣
「つーか、これからどうするよ」「うーん……」
  魔公子の断末魔?
「今日は一日、子供たちの相手してて!」「ムチャ云うなテメエ!」
  魔王は“二”
「どうして、気づかれて……!」  いや、すいません。自業自得です。
  喚ぶ声とは
――ありがとう。ごめんね。
  不法侵入未遂
「ハヤトに尊い犠牲になってもらったのはいいが……」
  メトラルの魔眼
「……ごめんなさい、ハヤトさん。生きてますか?」
  騒動終えて
「これがバカバカしくならずにいられるか?」「むしろ笑わずにいられるか、って感じか」
  路地裏調査隊結成
「んじゃ、オレらが行ってやらァ」「いつになく積極的だな、まーちゃん」
  メトラルVS魔公子
「うるせえよ、獣人。ていうか猪オンナ」「なんですってぇ!?」
  落ちてた誰か
「……彼の仲間か? 無色の――」
  突撃娘さん現る
「ちょっと!? こっち突進してこないでよッ!!」
  各々の路地裏事情
「…………俺たちが……彼を殺したんだ……!」
  護衛獣拝借依頼
「君らの護衛獣の娘さんと悪魔。借りていっていいか?」
  戦い終わってた
「――おまえたちは、無力じゃないんだから」
  足踏み入れた先
「……アッチが親バカなら、コッチは子バカか」
  一方その頃
「土産買ってくるように頼めばよかった」「砦に、何の土産があるんだ?」
  お勉強しましょ
「古来から云うよな。実戦に勝る修行はないって」
  強制実戦修行
レイズさんの鬼ーっ! バルレルの悪魔ーっ!
  その手に集う焔
 通り抜ける力。留まる力。 カタチとなる力。広がる力。
  ぞんびのネタばらし
「……つまり、レイズさんって……」  「うわ! 雰囲気読めよ娘さん!!」
  因果は巡り?
「「考えるだけムダ」」 「……だね」 「だな」
  戻った先では
「…………どうして、いてくれなかったんですか?」
  起こっていたこと
見ててください。 とおりすがりの予定外存在が、どんだけ厄介か。
  復活、直後捕獲
「とおりすがりのフラットの味方ふっか―つ!」「恥ずかしいヤツだなホントに!」
  宿る光
「……平凡な高校生は、どこに行くべきかな」
  託されるもの
――それは、遠い遠い約束。
  囚われたフラットの味方
偽ってなんですか偽って
  お呼びでないです
「あのですね。“いいがかり”って単語は、あなたの辞書に載ってますか?」
  約束は約束?
あたしたち、大人しくしてるって約束しなかったっけ。
  黒幕登場一歩前
まだ“まーくん”呼ばわりしてたんか……
  黒幕はかく語りき
我が名はオルドレイク。セルボルト家の当主。
  きっと助ける
「きっと助けに行くから――!!」
  誰も気づかないまま
魔王に魔王が憑依させられるか、バーカ。
  フラットの味方の正体暴露
「実は、さ」「……俺たちの」「護衛獣じゃ」
  フラットの味方の事情推測
「彼らには彼らの事情があるんでしょ」
  愛と恋を語る魔王
ついでに、脳までわいたか。「テメエ、ニンゲンのアイとかコイとか興味ねェのか?」
  誰がために動く
「何がどう転んでも、オレたちが動く」
  時、近し
「……てェことは、だ」 「いよいよ最後の大暴れ」


+-  一度目の旅のおわり -+