一話完結、それぞれがそれぞれに続く物語。
彼らのいる世界 1 2 3 4 5 6 7 【完結】
人でないひとたち。そんな彼らの暮らしてゆく世界。
どこからか切り取られてきた一場面の話
空と海の黄金 | 空と海の境なく、ただひたすらにあおく輝く世界。 差し出された手のひらに、そっとわたしは手を重ねた。 |
姫君の事情 | 遠い昔に想いを馳せて、今なお海の底に眠る。 ひとりの少女の独白。 |
世界の彼方のその果てで | 世界の果てでくるくると、廻る環のこと考える。 操られるか操るか。…他の誰にでもなくて。 |
天が涙を流すとき | 降り注ぐ雨を、天の涙だと教えてくれたのは誰だった? 赤き禊の只中で、賢者と蛇は邂逅する。 |
大和 | アルという存在が生まれた、いちばん最初の物語。のちに賢者と呼ばれるそのひとは、ほんの小さな人形だった。 |
風の王と炎の子 | 相反する位置に在ることを、どうして憂える? だから世界は面白いのに。...ファイル紛失してましたが、発掘完了。 |
人形師 | 人形師こと、ラウディくんがあさったゴミのなかから発掘されたお人形......名前はアル。 |
壊れた世界 | 小さな小さな世界がひとつ。 今はただ、どうか静かに。 ※暗いです。 |